先日、Showさんポンポン船を作ったら、何だかもっと速く走るポンポン船を作りたくなってしまいました。
そこでポンポン船を収集している人から既製品のポンポン船を見せてもらいました。
その1つ目がポンポン丸です。
これこそブリキで出来たなんともビンテージな艇です。
船体に波しぶきの絵がはじめから描いてあります。
こんな波しぶきが出ればたいしたものです。
箱つきです。
次はプラモデルなんだそうです。
これは艇の底にオモリが入れてあって艇が転覆しないようにバランスをとっています。
それでこの二つの艇のエンジン(コスワースDFVと呼びましょう)はどちらも同じ物のようです。
ポンポン丸は軽くてホントに速いと思いました。
コスワースDFVの自励振動も立派にカリカリ音を立てて高性能です。プラモデルの方は重たい分遅いようです。
このコスワースDFVがひとつのベンチマークとしてこれを超える性能のエンジンを研究しようと思います。
船体も速く走るなら水の抵抗を極力受けない形で作らなければなりません。
とりあえずひとつ作ってみました。
双胴で抵抗の少なそうなデザインです。
エンジンも前回作ったものよりかは加熱部分のコイルを多く巻いてみました。
結局前回作ったものよりかは明らかに速いけどポンポン丸には及びませんでした。
やはりエンジンの性能が明らかにコスワースDFVのほうが上です。
高性能エンジンを作るのに係る要因はいくつか思いつきます。
加熱部分の容積
パイプの径
加熱部分から冷却部分までの距離
冷却部分の容積
加熱部分の高さ
熱伝導率
熱容量
このあたりが今後の研究課題でしょう。
Showさん杯ポンポン船競技(なんだそれ)に向けて早く艇を仕上げねば。
競技に参加したい人は頑張って艇を作りましょう。
Showさん杯ポンポン船競技に参加の面々たち
いつかポンポン船のハイドロプレーンを作ってみたいものです。